絶滅が危惧されるムツゴロウは、自然豊かな有明海の干潟で見られるシンボル的な魚です。
初夏を思わせる午後、潮の引いた漁港へ元気なムツゴロウを見に出掛けました。しかし、この日は、活発な
求愛ジャンプは見られませんでした。
※写真をクリックすると、大きくなります▼撮影:2013年05月12日 潮の引いた小さな漁港は閑散としています
よーく見ると、干潟の上には小さな生き物たちが生息していますが、中でも愛嬌者のムツゴロウが
元気に活動していました
頭を横に振りながら、懸命に食事をしていましたが、餌は干潟の表面に付着している珪藻類の
ようです
時どき、小さなカニと睨み合いになりますが、激しい争いには至りませんでした。
ムツゴロウの成鳥は体長が15センチほどで、ハゼ科に属するようです
直径2メートルほどの縄張りを持つムツゴロウは、侵入者を追っ払います
なぜかこの日は、威勢の良いジャンプが見られませんでした
一方、こちらでは二匹が並んだかと思いきや、大きな口を空けています。
もしかしたらペアかも?
背びれには、コバルトブルーの斑点がきれいに並んでいます
少し離れたところでは、イソシギが餌を探していました
キアシシギがくわえているのは、小さなカニの足のようです
そこへコサギが飛んできました